「令和」という新しい時代が始まっています。「平成」と同様、平和な時代が続くことを願ってやみません。令和8年に本校は、創立100周年を迎えます。精華高校の長い歴史を大切にしながら、学校改革・教育改革に鋭意取り組み、新しい精華高校の未来を切り開いて参ります。1人1人の生徒を大切にする面倒見のいい学校、また、中学校・保護者・地域に信頼される学校をめざして教育活動を続けて参ります。
令和4年度から本校の学びの形が大きく変わっています。時代のニーズに合わせた、新しい教育を行っております。普通科の中でのコース制はそのままですが、1年生から5コース(ニュースタンダード・スーパーグローカル・スポーツ&アート・i-Tech・環境福祉)展開で、それぞれ特徴的なカリキュラムで充実した授業を行っています。令和6年度から、新たなコースとしてフリーアカデミーコースが立ち上がっています。
令和3年の夏、全館ICT化の工事を終えております。現在は生徒全員がタブレットを持ち、より能動的で主体的な授業を行っています。急激な社会や時代の変化に対応出来る力の養成を目的としています。情報化社会で得られる膨大な知識を、どう活かすのかという知性を育てることが求められています。また、時代の趨勢に合わせた、ICT(情報通信技術)の学校での幅広い活用も目標とされています。これらの課題に対応すべく、本校独自の教育改革を進めて参ります。
特別強化クラブである吹奏楽部は地域を中心に活動の場所を全国に広げ、高い評価を頂いております。また、強化クラブである硬式野球・サッカー・卓球・剣道・演劇・女子バスケットボール部を中心に、部活動の盛んな精華高校が徐々に姿を現しつつあります。また、大学進学にも力を入れて参ります。
高校の3年間は、人間形成に決定的な影響を与えます。本校には生徒と真正面から向き合う、熱心な先生方がたくさんいらっしゃいます。また、放課後には志望大学への現役合格をめざしての進学講座や、年々盛んになるクラブ活動があります。人は無限の可能性を持っています。その可能性を引き出す学校でありたいと日々考えています。
本校で、一緒に充実した青春の日々を過ごしましょう。
理事長・学校長正川 昌彦