7月31日(水)バンテリンドーム
中日ドラゴンズ1-0ヤクルトスワローズ
この試合で本校卒業生で硬式野球部OBの松木平優太投手が先発2試合目でプロ初勝利をあげました。
松木平選手はプロ4年目。育成ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団し、今年度支配下登録になりました。
この初勝利を、精華高等学校としても大変誇らしく思います。今後更に活躍してくれることを願っています。
(写真は在学中プロ契約時のもの)
【本校硬式野球部部長 蔭山教諭のコメント】(スポーツニッポンより)
プロ初勝利、本当におめでとうございます。支配下登録が決まった時、電話をくれましたね、“自分事で申し訳ありませんが…”って。そんなことも言えるようになったんだなと感心しました。当時監督(18~22年)として見た第一印象は、めちゃくちゃ細くて、ガリガリでした。高2春の時に、上級生の投手がケガをしたことなどもあって、投手転向を打診しました。それまでは主に二、三塁手でしたが、球に強さがあることは知っていましたし、やってみて、投げる体力がある子でした。 印象深い思い出は、和歌山県内で強化合宿した時のことです。僕が、しこたまノックを打ちました。ユニホームも顔も、ドロドロになっても、ずっと笑顔なんですよ。「楽しそうに野球をする子やなあ」と感じたことを、よく覚えています。人が良く、ムードメーカーで、ほんまに、ええ子。野球部だけでなく、教室でも、いつも周りに人が集まってくるような。「マツキ」って呼ばれてね。ほんまに素直です。言われたことを素直に聞いて、何でも吸収する。高3の時には、コロナ禍でクラブ活動ができなかった世代ですが、彼には「練習だけはしておいてくれ」と言いました。それから、コロナ明けに会うと、見違えるほどゴツくなっていて、「練習してくれていたんだな」と感じましたし、努力していたのだと思います。育成時代も苦労したと思いますが、1軍の舞台ですから、これからも大変な思いもするでしょう。それでも、これまで通り、素直に、謙虚に、いろんな人に感謝して、やり続けてほしいです。
球団関係者の皆様、多くのファンの皆様、お世話になっている全ての皆様へ感謝申し上げます。
これからも松木平優太をどうぞよろしくお願いします。